補聴器と聞こえ(難聴)のお話し 

〇耳の構造、認知症と難聴の関係

耳は音を集めて増幅して脳に伝える器官です。
言葉を理解したり、何の音かを判断するのは脳の仕事です。
近年、認知症と難聴の関係が注目されております。
聞こえが悪くなると声は聞こえるが何を言っているのか分からないということが多々あります、そういう場合、認知機能の低下も進んでいて、脳で音を言葉として処理する能力が低下している可能性があります。
外出や会話が面倒になり、脳への刺激が少なくなると認知症のリスクが高くなります。





〇補聴器の役割と順応

補聴器は聞きにくくなった音を、その種類ごとに大きくして全体の聞こえを補う医療機器です。
耳の聞こえ具合が正常だった頃と全く同じ様に聞こえる訳ではありません。
難聴の種類、程度、個人によってその効果には差があります。
相手の話し方、周りの環境や騒音によって聞き取りが変わってきます。
聞こえない状態に慣れてしまった脳はすぐには改善されません、そのため、最初は人の声よりも周りの音や自分の声ばかり気になることがあります、脳を補聴器の音に慣らすためには補聴器をしっかり装用して調整を行いながら脳を順応させる必要があります。
2ヶ月から3ヶ月ほど必要な場合があります。

〇補聴器の種類と選び方

補聴器には様々な種類と形状があり、値段も様々です。
聴力、生活のスタイル、必要とする場所、形や色の好みなどで適切なものをお選び下さい。
電池式が主流でしたが、ここのところ充電式も増えてきました、電池はご自身で交換することになるので、難しいと思われる方は充電式がお勧めです。
まずは、実際装用して試してから、どの様なものを購入するかを検討して下さい。お貸出しも行っております。

※医療機器である補聴器は対応年数が決められており、どんな補聴器も5年となっております、5年までの間も部品故障による修理や、調整が必要になることがあり、10年ほどで部品の供給がなくなり修理不能となります。
〇ご家族と周りの方へ

補聴器を使い始めるときはご家族のサポートも大切になります。
ご協力をお願い致します。
補聴器を装用したからと言って、すぐに効果がでるものではありません、脳が順応するまでに少々時間が必要です。
順応しても、聴力が正常な頃と同じ様に言葉が分かる訳ではないので、話す方の意識も重要かと思います。
・ゆっくり、はっきり、区切って話す
・顔を見せて話す
・言い方を変えて話してみる
「鈴木さん」より「隣の鈴木さん」が理解しや  すいです。
・必要以上に大きな声で話さない
などです、普段の生活ではなかなか難しいことも多いと思いますが、是非ご協力をお願い致します。

アポロ補聴器
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